『進化くん』

マラ・グランバム/著 　早川いくを/訳　飛鳥新社

2016年8月

おすすめ：一般

近年ユニークな動物紹介の本は沢山ありますが、この本は一味違います。 “生物の進化”そのものをまさかの擬人化。

「ぐっと首を伸ばしてみました」

「長すぎるってば…」

「進化くん、この戸棚にあるガラクタはいいかげん捨てたら？（中略）」

「だめ捨てちゃ！全部いるの！」

と、このように友人である「生物多様性くん」との会話形式で、「進化くん」の気の迷いや失敗によって生まれた、見た目や生態が奇妙な生き物たちを紹介しています。 学術的なことは詳しくはわからないけれど、気軽に読めて物の見方がちょっと変わるかもしれない、そんな写真集です。

ちなみに、上の会話で出てくる生き物はいったい何でしょうか？ ぜひ読んで確かめてみてください。

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